重婚となっている状況で配偶者ビザはどうなるのか?

重婚している場合は配偶者ビザを取得できません

配偶者ビザ(日本人の配偶者等の在留資格)では、たまに重婚について話があがります。

なぜかというと、日本の法律では重婚の禁止が規定されているためです。

日本人に限らず相手の外国人も重婚の場合、日本では婚姻できないことになるので、その場合は結婚を最低要件としている配偶者ビザは許可されません。

以前にフィリピン人の方が「日本人に騙されてフィリピンで結婚したが、その後に日本で別の女性と結婚していた」という話をお聞きしました。

このような場合は、フィリピン人は、日本の家庭裁判所に婚姻の無効で申立てを行うことができると思われます。

婚姻が無効になれば、フィリピン人はその他の要件を満たせば配偶者ビザを取得できます。

ただし、日本人男性のほうに婚姻関係を継続する意思があるかどうかは疑問です。

一夫多妻制の国の外国人と結婚

一部の国では「一夫多妻制」が認められており、合法的に重婚が認められている国があります。

では、この国の男性と日本人女性が結婚する場合はどのようにするのでしょうか。

男性が未婚ならば問題はないのですが、すでに結婚しているような状況では問題があります。

このような場合は、日本で最初に婚姻届を提出する場合である創造的婚姻届出は市町村役場では受理されません。

日本の民法では「重婚の禁止」が規定されており、この規定は外国人配偶者にも適用されるためです。

ではどうするかというと、重婚の規定のある外国人の本国の方式にしたがった婚姻をした後に、この外国で結婚したことを日本の市町村役場で報告する報告的婚姻届出をすれば、日本でも結婚したことを受理されます。

これは日本の重婚の禁止は、取消事由とされているだけであり無効事由ではありません。

そのため、外国の法により適法に成立していれば届出を受理する扱いとなっているためです。

電話番号
電話番号
メールの場合
メール

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする