難民認定をしている外国人が日本人と結婚してビザを取得

難民認定と結婚

難民認定をしている外国人が配偶者ビザを取得

たまに「難民認定をしている人と知り合って結婚した。配偶者ビザに変更したい」とご相談があります。

結論からいうと、たとえ難民認定を申請している外国人でも配偶者ビザ(日本人の配偶者等の在留資格)を取得することは可能です。

申請をして許可を取得している私が言うのでまちがいありません。

ただ、一般的にビザの申請をしているときと異なり難民認定を申請しているので、配偶者ビザを取得することは簡単なことではなく、要件を満たしている外国人でなければ取得することはできません。

たまに、難民認定を申請している理由が、明らかに難民とは考えにくい理由で、偽装難民ではないかと思われる外国人がいますが、このような外国人は入国管理局の印象はよくありません。

また、「生活保護を受給しているけど、結婚したから配偶者ビザが欲しい」と言われますが、このような状況では、難民認定を申請しているかどうかに関わらず、配偶者ビザを取得することは基本的にかなり難しいです。

難民認定を申請している外国人は、基本的には特定活動のビザ(在留資格)を持って日本に滞在しているので、特定活動のビザから配偶者ビザに変更する在留資格変更許可申請を入国管理局で行うことになります。

配偶者ビザを取得するための主な要件とは

難民認定の申請をしている外国人が配偶者ビザを取得するためには、いろいろな要件があるのですが、主な要件は以下のとおりとなります。

そして、配偶者ビザを取得するためには、以下のことで問題がないことを説明するための書類の作成や収集が必要となります。

◆偽装難民と思われる場合

難民認定の申請をした理由によりますが、申請する理由が偽装難民と思われる場合、入国管理局の印象は悪いです。

◆月収が少なすぎる場合

これだけあれば問題ないという金額が決まっているわけではありませんが、夫婦2人で生活するなら月収20万円くらいはあったほうがよいです。何かしらの理由により、月収が少ない場合は、それに代わる処置として「日本で問題なく生活できること」を証明する必要があります。

◆税金を滞納している場合

税金を滞納しているということは、日本に住むための義務を怠っていることになります。日本に迷惑を掛けて義務を果たしていないため、配偶者ビザは不許可になることがあります。

◆犯罪歴がある場合

「ビザを与えることが日本国に不利益になると考えられる場合」にはビザは与えられません。そのため、過去に犯罪を犯している外国人は配偶者ビザを取得できない可能性があります。

◆偽装結婚と思われる理由がある場合

いろいろと考えられますが、「別居して生活している」「出会ってから結婚までが短期間」「仕事が風俗関係」など、偽装結婚ではないのかと思われる内容の場合は、入国管理局での審査は厳しくなります。

難民認定をしている人と結婚するときに気を付けること

難民認定を申請している外国人の中には、「働くことを目的」にしている外国人がいます。

どういうことかというと、難民認定をすると、一定の外国人は日本で適法に働くことができるためです。

そのため、自分は難民じゃないとわかっているのに、働きたいがために難民認定をする、いわゆる偽装難民の外国人がいます。

本当に難民として困って難民認定をしている外国人にとっては、入国管理局での審査が長引くために迷惑な話です(審査する入国管理局にとっても迷惑な話だと思います)。

現在では、このような偽装難民があまりにも多いために、外国人によっては難民認定をしても働くことを入国管理局が認めないこともあるので、昔ほどではないと思いますが、依然として申請している外国人はいます。

難民認定で働くことができないようになると、日本で働くことができるように他のことを考える外国人がいます。

そのため、日本で働くことを目的とした偽装結婚もあるようです。

日本人と結婚して配偶者ビザを取得すれば、仕事の制限がないため、日本人と同じように仕事をすることができるためです。

日本人側は本当に好きだから結婚したとしても、外国人側がそうではない可能性もあるので、結婚するときには注意が必要です。

決意が固まり結婚することになり、「日本で一緒に生活していくために配偶者ビザを取得したい!」というときには、ぜひ当事務所までご連絡ください。

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