偽装結婚だったかもしれない怒り

騙された怒り

先日、こんなご相談を伺いました。

「私は半年前くらいにロシア人と別居したのですが、偽装結婚をさせられたかもしれません。相手に仕返ししたいのですがどうでしょうか?」

正直、私に「どうでしょうか?」と聞かれたも、「仕返ししたいのならば、適法な形でしてください」とくらいしか言えません。

仕返しをするかしないかは本人の自由です。

ですので、私はそのように言いました。

「入国管理局に妻のビザを取り消して欲しいことをお願いすることはできませんか?」と聞いてきました。

私は、婚姻期間や別居期間等をお聞きしたところ、配偶者ビザの在留資格取消自由に該当していたので、その旨をお伝えしました。

そして、「入管に伝えた後は、ビザが取り消しになるかどうかは入管の判断となります。その前に、このようなことをした場合、離婚手続きを妻が拒否してくる可能性があるので、子どもの親権等と決めて、離婚手続きも同時に考えたほうが思いますよ」とお伝えしました。

このように、偽装結婚の仕返しがしたいというお話は、私は頻繁にご相談されることはありません。

これが、「慰謝料が欲しい」とか「養育費が欲しい」というような場合、争うのであれば調停を経て裁判をすることになります。

しかし、思い違いをする人もいるのですが、たとえ、裁判で勝訴しても、相手方にお金がなければ支払いをすることはできません。

また、外国人が母国に帰ってしまった場合、現実的にはお金を支払わさせることは困難です。

さらに、裁判で弁護士を雇っている場合には、弁護士の報酬等をお支払いになると思いますが、このお金は戻ってきません。

つまり、勝訴したけどお金は入ってこないで、弁護士の報酬等の費用としてお金が出ていくことになります。

このようなことを十分に考え、対策を練ったうえで裁判をするか考えるべきだと思います。

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